今日の産業
ゲーム
寝る
ゲーム
こんばんは、かにです。
今日はお昼に起床して、
ゲームして、
謎解きで詰んだら寝て、
また起きてゲームをした。
4月になったらこんな生活が続くのだろうな。
理想的な生活だが、流石にずっと部屋に籠っていると身体がなまっちまうので1日1回は散歩に行く時間を設けた方が良いな。
ご飯食べるのも面倒になっちゃうよね?
この日記書き終わったらご飯の準備をしよう。
今日プレイしたのは『返校』というホラー作品。
1,960年代、戒厳令下で中国国民党が強権政治を敷いていた台湾の学校が舞台、、、とwikiに書いてあったが、よく分からねえ。
ということで少し時代背景を調べてみた。以下、ほぼwikiの抜粋。
1947年2月27日、台湾の台北市でタバコを販売していた台湾人女性に対し、取締の役人が暴行を加える事件が発生。
これが発端となり翌日に台湾人による市庁舎への抗議デモ。この時憲兵隊が発砲。抗争はたちまち台湾全土に広がっていく。
台湾人は多くの地域で一時実権を掌握したが、国民党政府は中国から援軍を派遣し、武力によりこれを徹底的に鎮圧した。結果、国民党による台湾市民の虐殺が行われた。
これが二・二八事件だ。
この二・二八事件で中国国民党政府は反体制派に対して政治的弾圧を行なった。これを白色テロという。
~ゲームのあらすじ~
男子生徒のウェイは授業中に居眠りをしてしまい、目が覚めると夜、人が居なくなった教室を抜け出して体育館へ向かうと、檀上の上で椅子を座っている女子生徒レイと出会う・・・
このゲームの舞台である学校も政治的弾圧受けていて、教科書に検閲が入ったり、退役軍人が校内を取り締まっていたりする。反体制派を密告した者には報酬がある。
腹を割って話すことすら難しいなこれ。疑心暗鬼になってしまう生きづらい世界が現実にあったとは・・・たまらんな。
以下、ネタバレ
反体制派への弾圧が行われている最中でも真実を教えようとする教師がいる。その2人がイン先生とチャン先生だ。
2人は政府より禁書とされている書物を手に入れ、内緒で生徒に読ませる『読書会』を行なっている。
ウェイもこれに参加し、真実を知ることができていた。
レイの家族は仲睦まじかった。だがいつからか喧嘩を繰り返すようになる。
そんな家族の状況に耐えきれなくなったレイはチャン先生に相談をする。
チャン先生は親身になってくれて、2人で禁止されている外の世界へ映画も観に行った。
家庭に居場所が無いレイがチャン先生に好意を寄せるのは当然の流れ、、、だが、チャン先生はレイに対して急に冷たい態度を取るようになる。さらに家庭内では母親が父親の収賄疑惑を密告して政府に連れていかれ、家庭が崩壊していく。
そしてレイは、イン先生とチャン先生が密談しているのを見かける。
イン先生は反体制派としての目的のため、レイとこれ以上親しい関係になるなと告げるが、レイはイン先生とチャン先生は恋仲にあると勘違いをしてしまう。
状況に耐えきれなくなったレイは、『読書会』のことを退役軍人のバイ教官に密告する。
これにより『読書会』のメンバーは罰を受けることなる。
チャン先生は死刑、
イン先生は国外へ亡命、後に肺癌で死亡、
ウェイは15年の懲役、
レイは国からは功績を称えられるが、学校中からはチクリ魔といじめを受け、自殺をしてしまう。自責の念から死後も魂が彷徨い続けるのだった・・・
中々どんよりとした話だった。
トゥルーエンドではウェイが15年の懲役を終えた後に学校を訪れるのだが、どういう気持ちなんだろうか。もう32歳くらいになるだろおそらく・・・
戒厳令が終わったとはいえ、15年の時間と当時の親しかった友人を奪われたウェイも実質死んだようなものだなと思った。
上手く話をまとめられないが、良い作品だった。
それではまた明日。