こんばんは、かにです。
子どもの頃の話。
僕には年の離れた姉と、年子の兄がいます。
学校で使う裁縫道具や彫刻刀は、姉の代からのお下がりを使っていました。
小学3年生の時、習字セットのお下がりが僕の手元へ流れてきた時のこと。
習字セットを開けてみると、硯の収納スペースの上あたりに何か直方体のものが収納されていました。
包装箱には固形墨と書いてあり、どうやら水で濡らして使うとのこと。
クラスのみんなが使っている習字セットはどれも新しく、僕の習字セットにだけ固形墨は入っていました。
でも、墨汁液があるから固形墨なんてものは必要ありません。
仮に使うとしても、墨汁を出すために水に濡らして擦り続けないといけないため手間がかかってしまいます。
ですが、僕はそんな固形墨に魅力を感じました。
レア、限定品、多少不便or弱い(これが重要)、、、、幼い頃から、僕はこういったものに凄く惹かれる性格でした。
話はそれますが、
スーパーレアカードってだけで、地縛霊(アースバウンドスピリット)をデッキに入れるような子どもです。
そんな僕が、この固形墨に魅力を感じないわけがありません。
習字の時間は、その固形墨を見るだけでうっとりしていました。
もちろん勿体ないから使うことはありません。
それでふと思ったことがありました。
何故この固形墨は、姉も兄も使っていないんだ?
なるほど。
つまり僕の姉弟は、3人ともラストエリクサーを一度も使わずクリアする性格なんだろうな。
まとめ
レア、限定品、多少不便or弱い(これが重要)って素敵。
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