今日の産業
軽トラ脱輪
終わったかと思ったが
近所のじいさん達が助けてくれた
こんばんは、かにです。
今朝、農道で軽トラが脱輪した時は本気で焦った。
農道をマニュアル車で走ることに慣れてきていたので油断していた。ダンボールやら板をかましてどうにか突破できないか試みたが叶わず、3万円程度をコストにJAF召喚するしかねえか・・・と思ったが、最後のあがきで近所のじいさんに電話したところ、ショベルカーやらラダーレールを駆使してこの問題を解決してくれた!
ほんとにありがてえ。人の優しさに触れたそんな日だった。
で、今日の本題はこれじゃない。
影法師が製作しているノベルゲーム、
「流れ落ちる調べに乗せて」をクリアした話がしたいのだ。
この作品を知ったのは高校3年生くらいの頃。
当時は入手方法が通販とかはなく、とらのあなとかでしか買えなかったような気がする。
雰囲気に惹かれて、いつかやりたいなーと思い頻繁にHPを覗きに行ってたのを覚えている。
で、それから13年ほどの月日が経ち、ふと影法師の事を思い出してTwitterで検索すると作者のアカウントを発見。嬉しくて当時ずっと気になってた旨のDMを送ると、現在はフリーソフトとして配布しているという情報を教えてもらった。早速DLするもノベルゲーをする気持ちではなかったので積んでいたのだが・・そこからもう1年後の今、ようやくやる気になって今に至る。
クリアした感想だが、めーちゃ良かった。
4人+1人の視点から物語を読み進めるのだが、各キャラの地の文が異なる。
最初にプレイする一章の皐月は、地の文の癖が強い印象があったのだが、二章、三章と違う視点でのストーリーを見ているとその癖も良いスパイスに感じられた。全体的に飽きの来ない作りになっているなあという印象だった。個人的には三章の正吾、四章の薙紗の文章がテンポ良く読めた気がする。
一章の後半で皐月の戦闘描写が始まった時は急展開で驚いたが、皐月の能力での戦闘は期待していたので嬉しかったなあ。
二章の斎木はとにかく中二病アクセル全開だった。当時プレイしてたら僕の今の性格に影響していただろう。
三章の正吾はとにかくずっとカッコ良かった。加奈は名前を持たない人形。加奈=仮名という演出もお洒落だよなあ?
四章の薙紗は犬との掛け合いが素晴らしかった。一~三章は並行して進めて、四章は一気に読んだんだけど正解だったかも。犬死んじゃうの悲し過ぎたわ。
でね?
全ての章を読み終わって終わったかーって思ってたら「終章」が選べるようになっていて嬉しかったわ。ちゃんとまとめてくれるんだ!っていう喜びね。そしてこの終章がまた良かった。
聖が目的遂行のために信頼している加奈をどうやって殺すのかなーと思っていたら、【心情を殺す異能】で無理やり殺しにかかる所とか凄く好き。
正吾が痛手を負っても自分の身体を変身させて疑似回復させたり、耳を一時的に無くして咆哮を回避するのもめちゃ熱かった。
皐月の異能が【何でも願いを叶えられる黄金球】というものだったので、「これ使ったらラスボスも一撃じゃん・・・追い込まれたタイミングで本質に気付いて使って解決だったら萎えるな・・・」と思ってたけど、
【叶えようとする意思が足りなかった場合命を落とす】という代償があって、
その代償は、加奈が余命を残したままで皆の為に死ぬことで【生霊を倒せなければ加奈は無駄死に】という事実を皐月に与え、結果、皐月は願いを叶えることができる・・・という終わらせ方も非常に綺麗だった。そのまんまの説明になっちゃった。でもめちゃ好きな話の持って行き方だったからどうしても書きたかったの!
能力バトル系はやっぱ面白いわ。読み進めている時はこの展開に期待してなかったのに、気付いたらwktkさせられていた。凄く面白い作品をありがとうございました。
闇に奔る刃の煌きもやるっきゃねえな。
でわではノシ
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