今日の産業
ふわふわっていうお菓子
緑の奴入ってると
ちょっとうれしい
こんばんは、かにです。
一昨日の日記で、ギャンブルと関連させて夢中になれる作品の条件について書いたが、追記したいことを思いついた。
見る人の心を鷲掴みにする展開を1度見せて、「これ面白いんじゃね?またあの刺激が欲しい!この作品には期待できる!」と思わせることが大切、みたいな話についてだが、リコリスリコイルの千束とたきなの関係もそんな感じなのかなと思った。
千束がずっとたきなにデレデレだったらたきなも飽きると思うが、会話の中で影が見えたり、釣れない時があったり、まだ見てない素顔が垣間見えるからこそ、たきなは千束のことをもっと知りたい、もっと好きになりたいと思えたはずだ。実際、リコリスリコイルはストーリーも面白かったが、2人が親密になっていくその様子も凄く良かった。
つまり何が言いたいのかというとだな、
①作品の序盤に「これ面白いんじゃね?期待age」と思わせる展開を作る。
②話が進むごとに「これ面白くなるんじゃね?つ④」と思わせる展開を作り続ける。
③作品内のキャラに A「Bちゃん!」 B「いつもベタベタしてくるAってミステリアスだな・・・もっと知りたい!」のペアを登場させる。
リコリスリコイルが終始面白かったのはこれができていたからだと思う。
あー、、、昨日寝る前にメモした時は、これだ!!!!!!!!!!って思ってたが、文字にするとなんかペラくなった気がする。「これ面白いんじゃね?」って思わせるのが難しいからそこをどうするかって話か。戦闘センスがずば抜けて高い主人公がどういう理由か喫茶店に左遷されていて、そんな子が相棒の女の子にデレデレ。そんな主人公には秘密があって・・・だめだ、どんどんペラくなっていく。あれだよな、情報の小出しが上手かったよね。アラン機関についての話だったり、シンジとミカの関係だったり、常に疑問が散りばめてあったり・・・
話は変わるが、ラーメンズのコバケンが自身の著書の中で、作品をつくる順番は以下の4段階で行うという話をしていた。
①仕組み(全体のルール)
②オチ
③素組み(最短コースのシナリオ)
④装飾(笑い要素の肉付け)
創作をしたことがないのでこれを見た時はすげええええ!!!って関心した。実体のない複雑な建造物を建ててるようでめちゃかっこいい。この工程に当てはめるなら
①仕組み・・・リコリスと呼ばれる女子高生の姿をした治安部隊が暗躍している都市で、日本の平和は守られている。また、世界にはアラン機関というずば抜けた才能を持つ者に支援をする組織が存在する。主人公である千束はアラン機関に属していて、殺しの才能を持つが敵を殺すことなく任務を遂行していく女の子。昔、千束は生まれつき心臓が弱く激しい運動ができなかった。しかし、アラン機関が人工心臓を移植したおかげで二十歳までは生きることができるようになった。千束は自分に人工心臓をくれた人をずっと探していて、現在はリコリスの息がかかった喫茶店で働いている。そこで千束はリコリス本部から左遷されてきたたきなと出会う。
②オチ・・・千束に人工心臓を移植したのはシンジだった。シンジは殺しの才能を活かそうとしない千束になんとか人を殺させようと、千束の人工心臓を破壊し、シンジ自身に移植した最新技術の人口心臓を奪わせることで、殺しの才能を活かすきっかけを作ろうとした。結果、千束ではなくミカがシンジを殺して人工心臓を奪う。おかげで千束は人を殺すことなくこれからも生き続ける。
③素組み・・・千束とたきなが出会う→(2人の仕事の様子、ミカとシンジのやりとり)→千束が殺しの才能を活かさないことにシンジが怒る→千束の人口心臓が壊されてタイムリミットは2ヶ月→ミカはシンジから人口心臓を奪う→千束に心臓移植→千束はこれからも生き続ける
④装飾・・・戦術担当のウォールナットとロボ太を登場させて味方と敵に配置して展開に幅を利かせる。アラン機関に属する真島を登場させて主人公が苦戦する相手を作る。また、千束と真島が打ち解け合うことでラストシーンの展開を熱くする。千束とたきながじゃれ合う。アラン機関の情報、シンジとミカの関係、シンジの目的、主人公が人工心臓であること、などを小出しにする。3コール→1コールで突撃する合図の話など。
こんな感じだろうか。
こうやってみると、やっぱり①仕組みが凄く魅力的だ。②オチはシンジが舞台装置っぽいなあと思ってしまうほどイカれた行動を取っているように見えるがそれはキャラほ掘り下げていく中で納得させられれば良い。③素組みを考えた時に思ったのだが、④装飾が綺麗であればあるほどにどれが③素組みなのかが分かりにくくなって良い。
適当に書いてデビルメイクライの続きをしようと思っていたが、思いの他考え込んでしまた。でも面白かったので良し。
ではではノシ
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